お風呂では、せっけんをよく泡立てて、おちんちんの表面、タマタマ袋、おしりの穴を丁寧に洗います。
包皮が冠状溝(輪になっているところには、尿のかすや垢がたまりやすい)まで、完全にむけるお子さんは、亀頭部も一緒に洗いましょう。
痛がるときは、無理にむくことはせず、むけるところまでで結構です。
洗った後は、包皮を元に戻すことが大事です。
そのまま戻らないと、そこでオチンチンをしめつけてしまうことがあるので注意しましょう。
戻らないときは、すぐに病院を受診してください。
風呂あがりにタオルで拭いた後は、むれないように乾燥させてからパンツをはかせましょう。
三歳から四歳くらいになると、自分で洗えるようになるので教えてあげましょう。
その際にプライベートゾーン(性に関わる、体の大切な部分)のことを、しっかりお話しすることも大切です。
また、トイレでは飛び散らないように、むいておしっこをするように習慣づけましょう。
【drop雑誌(令和3年4月号)・会津助産師の家 おひさま】より
今回のまとめ
- お風呂では、せっけんをよく泡立てて丁寧に洗ってあげる。
- 包皮は、自然にむけるところまで、むいて洗う。
- 冠状溝まで完全むけるときは、亀頭部も洗う。
- 痛がるときは、無理にむかない。
- 洗った後は、包皮を元に戻す。
- 風呂上りには、タオルで拭いた後に、むれないように乾燥させてからパンツをはかせる。
- 自分で洗えるようになったら(三歳~四歳くらい)、お子さんに洗い方を教えてあげる。
- その際、プライベートゾーンについても話してあげることが大切。
今後も「会津助産師の家 おひさま」のベテラン助産師が、新米mamaへ育児のコツ・アドバイスをお届けします♪