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前回は「性とは何か」を考え、男女の在り方について書きました。
今回はその事を踏まえ、高校1年男子の質問「ピルってどんな薬?」について書きます。

ピルは”女性が飲む避妊薬”です。
ピルを飲んでいる間は、卵巣が休んでいる状態になるため、排卵が起こらず確実に妊娠するのを防ぐことができます。

また、月経が規則正しくなるため、いつ来るのかわかります。

長期的に飲み続けると、子宮体部癌や卵巣癌のリスクを減らします。

現在のピルは、副作用がほとんどないと言われています。

ピルの値段は、1か月に3,000~5,000円かかります。
(35歳以上でたばこを1日に15本以上吸う人や血栓を起こしやすい人は、医師に相談してください。)

ピルは妊娠しても産むことのできない女性にとっては、大きな喜びだと思います。
月経をコントロールし、避妊を男性任せにせず、女性が主体的に避妊できます。

しかし、性感染症を防ぐことはできません

避妊の仕方については、相手の方とよく考え話し合うことです。
気軽に話し合える関係性が大切です。

またピルは避妊の効果だけでなく、月経前症状(イライラする。腹痛など)にも効果があります。

それから、レイプされたり、コンドームが破けてしまったような時で妊娠が心配な場合は、72時間以内であれば避妊できる可能性がある”緊急避妊用ピル”についても知っておいてください。

【drop雑誌(令和5年12月号)・会津助産師の家 おひさま】より

今回のまとめ
  • ピルは女性が飲む避妊薬です。
  • ピルには下記のメリットがあります。
    • ピルを飲んでいる間は、確実に避妊できる
    • 女性が主体的に避妊できる
    • 月経をコントロールできる
    • 長期的に飲むことで子宮体部癌や卵巣癌のリスクを減らせる
    • 月経前症状にも効果がある
    • ほぼ副作用がない
  • ピルには下記のデメリットもあります。
    • 1か月に3,000~5,000円ほどかかる
    • 性感染症は防げない
  • 避妊に失敗した場合や性被害にあったとき、72時間以内に用いる緊急避妊用ピル(アフターピル)もあります。

今後も「会津助産師の家 おひさま」のベテラン助産師が、子育てのコツ・アドバイスをお届けします♪