春に向かいどんどん暖かくなってきていますが、まだまだ乾燥が気になる季節は続きます。
特に、赤ちゃんの皮膚は大人の半分ほどの薄さで皮脂の分泌も少なく、皮膚のバリア機能が十分ではありません。
そのため、とても乾燥しやすく、少しの刺激でかゆみやただれなどのいろいろな皮膚トラブルを起こしやすいのです。
また、乾燥により傷ついた皮膚からアレルギー物質が入り込むことで、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーにつながる可能性などもあります。
そこで重要なのが、毎日のスキンケア。
まず、お風呂では皮脂を必要以上に奪わないよう洗いすぎに注意しましょう。
ゴシゴシこすらず、優しく丁寧に洗ってあげてください。
低刺激でうるおい成分が配合された赤ちゃん用のボディーソープやベビーソープ、入浴剤などを使用するのもおすすめです。
そして、お風呂上りやお着替えの時などにはベビーオイルやクリーム、ローションなどの保湿剤でケアしてあげましょう。
お肌が「しっとり、てかてか」になるのが目安です。
赤ちゃんの肌に合ったスキンケアを意識して、トラブルを起こさないように対策してあげましょう。
【drop雑誌(令和2年3月号)・会津助産師の家 おひさま】より
今回のまとめ
- 赤ちゃんの皮膚は薄く皮脂の分泌も少なく、トラブルを起こしやすい
- 赤ちゃんには、毎日のスキンケアがとても大切
- スキンケアの際には下記を意識しましょう
- 優しく丁寧に洗いすぎに注意する
- 低刺激の赤ちゃん用ソープ・保湿剤などを活用する
- お肌が「しっとり・てかてか」になるスキンケアが目安
- 赤ちゃんの肌に合ったスキンケアを意識する