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その場所は、他人に見せたり、触らせたりしてはいけない自分だけの大切な場所です。

男の子でも女の子でも、水着で隠れる場所(お尻性器)とをいいます。

昔は「プライベートゾーン」と呼びましたが、最近は「水着ゾーン」と呼ぶ人もいます。
この方が、子どもにとってはわかりやすいですね。

もし、水着ゾーンに触ってきたり見せるように言ってきたり、逆に見せてきたり触らせようとしてくる大人や友達がいたら、それは危険な人なので大声を出して逃げること。
そして、そういったことがあればすぐに親や先生など大人に伝えること。

子どもは何が危険なのかがわからないので、子どもの理解力が育った3~4歳頃に水着ゾーンを通してしっかり教えることです
こうしたことが、いのちの教育、思春期教育、性被害の教育に役に立ち、身を守ることにつながります。

水着ゾーンについて理解してきたようであれば、何度も繰り返し、子どもとの会話の中で楽しく学んでください。

そして、人前で性器を見せて遊ぶことや、不必要に相手の体を触るなどの過剰なスキンシップもよくないことを、優しく丁寧に教えてあげましょう。

自分の体が大事なように、お友達も同じことです。

【drop雑誌(令和2年10月号)・会津助産師の家 おひさま】より

今回のまとめ
  • 水着ゾーン(胸・お尻・性器)は、他人に見せたり、触らせたりしてはいけない大切な場所です。
    口も他人に触らせたりしてはいけません。
  • もし、下記のような大人や友達がいたら、その人は危険な人なので、すぐに大声を出して逃げて親や先生などに伝えましょう。
    • 水着ゾーンなどを触ったり見せるように言ってくる人
    • 逆に触らせようとしたり見せたりする人
    • (こうした悪癖を持つ人は、黙っていると必ず迷惑な行いを繰り返します。
      恥ずかしがらずに、必ず、親や先生などに伝えて、しかるべき対処をしてもらいましょう。状況によっては、警察に相談することもありです。)
  • 子どもの理解力が育った3~4歳頃に、水着ゾーンを通してしっかり教えることが下記の教育に役立ち、子どもが自分の身を守ることができるようになります。
    • いのちの教育
    • 思春期教育
    • 性被害の教育
  • 親御さんも子どもとの会話を通じて、繰り返し上記のことを楽しく学びましょう。

今後も「会津助産師の家 おひさま」のベテラン助産師が、新米mamaへ育児のコツ・アドバイスをお届けします♪