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個人差はありますが、8~18歳頃が思春期に相当するといわれており、体の発育による変化が見られ、精神的自立もし始めます。

思春期は第二次反抗期とも呼ばれ、子どもから大人へ成長していく時。
心と体が一生のうちで最も変化する時期です。

まずは体の変化について。

5年生の子どもたちにどんな変化があると思うか質問してみると、「背が大きくなっていく」と答えた子が多くいました。

一般的には、その程度の認識だと思います。

具体的な変化としては、女の子は、「全体的に体に丸みが出てきた」「胸が膨らんできた」など。
男の子は「筋肉がついてがっちりしてきた」「急に背が伸びてきた」「声変わりした」などがあり、男の子は女の子より2年位遅れて変化が表れることが多いです。

性器の周りや脇の下に毛が生えてくるのは女の子も男の子も同じで、このような変化を二次性徴といいます。

卵巣や精巣が発達すると、脳の下垂体から命令が出され、卵巣では女性ホルモン、精巣では男性ホルモンが作られます。
そして、それが血液に混ざって体内を巡ることで体を変化させていくのです。

【drop雑誌(令和2年11月号)・会津助産師の家 おひさま】より

今回のまとめ
  • 思春期は8~18歳頃。体の発育による変化が見られ、精神的に自立し始めます。
  • 思春期は、心と体が一生のうちで最も変化する時期です。
  • 思春期になると身長が伸びるのはもちろん、次のような体の変化が見られます。
    • 女の子は「全体的に体に丸みが出てくる」など
    • 男の子は「筋肉がついてがっちりしてくる」など
  • こうした体の変化は二次性徴と呼ばれ、卵巣(女の子)や精巣(男の子)が発達し、女性ホルモンや男性ホルモンが活発に作られることによって起こります。

今後も「会津助産師の家 おひさま」のベテラン助産師が、新米mamaへ育児のコツ・アドバイスをお届けします♪