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思春期の心の変化としては、異性の目を意識するようになったり顔やスタイル・服装などの外面を気にするようになったり1人で過ごすのが好きになったり親や先生の干渉が鬱陶しく感じ反抗的になってしまったり・・・
自分でも驚くほどの変化に戸惑うこともあるでしょう。

感受性が強くなり、気分の浮き沈みが激しくなることから、心身症になってしまう子もいます。

体は自分の意志とは関係なく大人になっていきますが、心は自分の意志で育てていかなければ幼稚なまま成長していくことができません。

悩むのは当たり前のことで、誰もが通る道。
その過程で、大人になっていく大切なことを学んでいきます。

しかし、決して1人で辛い思いを抱え込まないように周囲が見守っていてあげることも必要です

中には、「学校が辛い」「家が嫌だ」と思いながらも、そのまま過ごしているお子さんもいると思いますが、その時は相手に伝えたり、他の人に相談したりするように伝えておきましょう。

どんな自分になりたいのか」「どんな家族にしたいのか」など、希望を持って将来を描かせることが自分を大切にすることにも繋がります

【drop雑誌(令和2年12月号)・会津助産師の家 おひさま】より

今回のまとめ
  • 思春期になると感受性が強くなり、気分の浮き沈みも激しくなりがちで、次のような心の変化が見られます。
    • 異性の目を意識するようになる
    • 顔やスタイルなどの外面を気にするようになる
    • 1人で過ごすのが好きになる
    • 親や先生に対して反抗的になる
  • 心は、お子さんが自分の意志で育てなくてはなりませんが、1人で辛い思いを抱え込まないように周囲が注意深く見守ってあげましょう。
    • 辛いことがあったら親や先生に気軽に相談するように伝える
    • お子さんが親に相談しやすい雰囲気・家庭環境をつくる
    • どんな自分になりたいのか聞いてみる
    • どんな家族にしたいのか聞いてみる
  • お子さんに希望を持って将来を描かせることが、自分を大切にすることにも繋がります。

今後も「会津助産師の家 おひさま」のベテラン助産師が、新米mamaへ育児のコツ・アドバイスをお届けします♪