おつむ外しの時期は個人差があるので、あせらないでくださいね。
最近は早く外す方法などがいろいろ言われていますが、2歳ぐらいまでは反射的に排尿しています。
そして次第に神経が発達し尿意が感じられるようになり、初めて意識的におしっこを出したり、我慢したりすることができるようになります。
それまでは、どんなに親が頑張っても、おむつを外すことはできません。
おむつ外しを進めるには、様々なやり方があります。
一般的にはおしっこが出そうな頃合いを見計らって、「おしっこしようね」と声かけてトイレに座らせます。
おしっこをしてしまった後でも構いません。
「うんち出るかな?」と声かけしてもよいでしょう。
”おしっことうんちはトイレでする”ということを教えていきます。
きょうだいのいる子どもは、上の子がトイレでやっている姿を見ているので早く成功するそうです。
他の子どもの様子を見せるのもよいでしょう。
おむつトレーニングでやってはいけないことは、うまくいかなかったときに子どもを怒ってしまうことです。
親のそんな態度を察し、トイレによいイメージが持てなくなります。
おむつ外しの役立つグッズは、いろいろあるので、試してみるのもよいでしょう。
おまる・補助便座・足台・男の子用の小便器おまるなど。
【drop雑誌(令和3年11月号)・会津助産師の家 おひさま】より
- おつむ外しの時期は個人差があるので、あせらないでください。
- 神経が発達し尿意が感じられるようになると、初めて意識的におしっこを出したり、我慢したりすることができるようになります。
このタイミングが、おむつ外しの時期です(2歳後半から3歳ぐらい)。 - おむつ外しを進める方法には下記があります。
- 頃合いを見計らって、「おしっこしようね」と声かけしてトイレに座らせる。
- 「うんち出るかな?」と声かけ、トイレに座らせる。
- 上の子や他の子がトイレでしている様子を見せる。
- 上記の方法を通じて”おしっことうんちはトイレでする”ことを教えていきましょう。
今後も「会津助産師の家 おひさま」のベテラン助産師が、子育てのコツ・アドバイスをお届けします♪