子どもを赤ちゃんのときから、男の子らしさ・女の子らしさを求めて育てようとしている親が多いようです。
「男の子だから、めそめそ泣いてばかりいてはダメでしょう」とか「女の子なんだから、もっとおしとやかにしないと笑われるわよ」など言っていませんか?
一般的に男らしさとは、強い・たくましい・活動的・さっぱりしている・決断力があるなど。
女の子らしさとは、優しい・手が器用・細かいところに気がつく・感情的・お世話が好き・従順・おしとやかなどでしょうか?
しかし、どうでしょうか。
現実的には、男の子も女の子もどちらも持ち合わせており、子どもの行動は、男の子も女の子も関係ないと思いませんか?
男の子・女の子らしさではなく、その子の長所や短所全てひっくるめて”その子”であり、”個性”というものなのです。
男の子らしさ・女の子らしさを望むのではなく, ”その子らしさ”をたくさん見つけて育てることが大切です。
そうすれば子どもは、自分は自分であり、人目を気にせず、自分を大切に思い、自分に自信を持って成長していくのではないでしょうか。
皆さんが我が子に望むことの、全ての答えにはなっていないと思いますが、我が子がどんな子に育って欲しいかを考えてみてください。
【drop雑誌(令和4年2月号)・会津助産師の家 おひさま】より
- 男の子も女の子も、両性の特徴(男らしさ・女らしさ)も持ち合わせているの現実です。
- 我が子に、男の子らしさ・女の子らしさを望むのではなく, ”その子らしさ”をたくさん見つけて育てることが大切です。
- その子らしさを見つけてあげれば、子どもは自分に自信を持って成長することができるでしょう。
今後も「会津助産師の家 おひさま」のベテラン助産師が、子育てのコツ・アドバイスをお届けします♪