性を口にすることは「恥ずかしい、はしたない」という母親。
「俺は仕事が忙しい、妻におまかせ」という父親。
「学校で教えてくれる、自然にわかる」という声も聞かれます。
それでいいのでしょうか?
インターネットなどのポルノ動画を見て、それが性だと思って大人になれば、歪んだ性のまま育ってしまいます。
最近は、性に関するトラブルが多くなってきています。
正しい知識は、”慎重な性行動”につながります。
性教育は、子どもの幸せのために必要です。
誰が本当のことを教えるのか?
それは、父であり母です。
そのために、親自身が自分のからだや性について、正しい知識を持つことです。
子ども向けに書かれた本も、たくさん出ていますので、子どもに読ませてもよいと思います。
小さい頃は、母親でもいいと思いますが、男の子も女の子も二次性徴が発現する頃には、同性の親から伝えるのが基本です。
父親は自分が経験した不安や悩み、戸惑った気持ちなど伝えてあげてください。
息子とのよい親子関係にもつながると思います。
また、「こういう事があった。こう伝えた。」など、夫婦でお互いに報告することも大切です。
最近、幼児の性教育講座に、父親の参加もみられるようになりました。
【drop雑誌(令和4年4月号)・会津助産師の家 おひさま】より
- 近年、性に関するトラブルが増えています。
- トラブルに巻き込まれないためにも、性に関する正しい知識を持ちましょう。
- 性教育は、子どもの幸せのために必要です。
- 性教育の基本は下記です。
- 親自身が正しい知識を持つ
- 同性の親から伝える
(遅くても、子どもの二次性徴が発現する頃には同性の親が教えましょう。)
- 最近では、子どもの性教育講座に父親の参加が増えてきました。
今後も「会津助産師の家 おひさま」のベテラン助産師が、子育てのコツ・アドバイスをお届けします♪