症状があるときは無理をせず休憩し、音楽を聴くなどリラックスをしましょう。
ストレッチやヨガなど軽い運動をすることは、軽度の場合は効果的です。
生理痛が強いときは我慢せず、市販の鎮痛剤を使用してもよいと思います。
しかし、症状が強く寝込んでしまったり、学校や勤めに行けなくなってしまったりするときは、一人で悩まないで婦人科で相談することをおすすめします。
月に一度些細なことで怒って夫婦喧嘩や親子喧嘩などがあるようなら、もしかして生理の周期に関連しているかもしれませんね。
把握していると生理の周期に合わせて生活することができます。
また、試験日や旅行・行事・試合などは日をずらすこともできます。
自分の体にきちんと向き合い、上手に付き合っていくことが大切です。
皆さんの周りにPMSで困っているような人がいたら、十分にコミュニケーションをとり、どんなことで困っているのか、どんなサポートが必要なのか対応してあげてください。
【drop雑誌(令和4年10月号)・会津助産師の家 おひさま】より
今回のまとめ
- 月経前症候群「PMS」の症状があるときは、症状の程度に合わせて対応しましょう。
- 軽度の場合・・・軽い運動をする
- 生理痛が強い場合・・・市販の鎮痛剤を使用してもOK
- 重度の場合・・・婦人科で診察してもらう
- 生理の周期に関連していることもあるので、その周期を把握しそれに合わせて生活しましょう。
- PMSの症状があらわれたら、自分の体にきちんと向き合い、病気と上手に付き合っていくことが大切です。
- あなたの周りにPMSで悩んでいる人がいたら、できるだけ相談に乗ってあげましょう。
今後も「会津助産師の家 おひさま」のベテラン助産師が、子育てのコツ・アドバイスをお届けします♪