5歳の男の子の母親からです。
「息子は立って”おしっこ”をするのですが、トイレの便器周りが”おしっこ”で汚れるので、知人はどうしているのか聞いたら、便器に座ってさせているとのこと。どうしたらいいのか。」とのことです。
確かに立ったまますると、亀頭部の先の外尿道口が包皮で遮られて飛び散り、便器の中にまっすぐ入れるのは難しいです。
まだ包皮のむけない小さい子の場合は、便器にできるだけ近づいてさせると、ある程度は防げます。
成長に合わせて、自分で包皮をむいて、尿道口を露出させ”おしっこ”をする習慣をしっかり教えてください。
座ってさせれば、トイレ周りを汚す可能性は低くなりますが、立ったまま”おしっこ”が出来るようにトレーニングはしましょう。
学校に入ったときに、男子トイレに入れなくなってしまったら困ります。
また、汚したらちゃんと掃除をする習慣もつけさせましょう。
【drop雑誌(令和5年8月号)・会津助産師の家 おひさま】より
今回のまとめ
- 便器周りを”おしっこ”で汚すのは、男の子の”包皮がむけていない”のが原因です。
- その際は、便器に座らせて”おしっこ”をさせましょう。
- 便器に座らせる場合も、立ったまま”おしっこ”をするトレーニングはしましょう。
- 成長に合わせて、自分で包皮をむいて、尿道口を露出させ”おしっこ”をする習慣をしっかり教えてください。
- 便器周りを汚したら、ちゃんと自分で掃除をする習慣もつけさせましょう。
今後も「会津助産師の家 おひさま」のベテラン助産師が、子育てのコツ・アドバイスをお届けします♪