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15歳から30歳までの若い人の性感染症患者が増えています。

自分の子どもを守るために性感染症について考え、話題にしたことはありますか?

性感染症とは、性行為、それに準ずる行為によって感染する病気のことです。

なぜ怖いかというと、知らない間に感染するし、感染させる。
症状がない、あったとしても軽いから感染しても気づかない。 重症化する。後遺症が多い。
そして自然には治らないのです。

感染症にはたくさんの病気があって、それぞれの感染ルートや症状、治療があります(ここでは、これらについては省略)。
しかし、かかっても早期発見・治療をすれば治る病気がほとんどです。

変だと思ったらすぐ受診、また相手が変わる度に性感染症の検査をすることです。

予防にはコンドームしかありません(100%ではない)。
しかし、コンドームだけでは完全に防げない感染症もあります。

子どもに伝えて欲しいこと。(決して性行為を認めているわけではありません。)

  1. 性感染症から自分を守るためにしっかり予防する。それが出来なければ性行為はしない。
  2. 病気にかかり妊娠できない体になったら悲しい。
  3. 相手への思いやり、愛情、責任感などの心が必要である。

性感染症については、子どもの方から話しにくいと思うので、保護者の方から話題を出してみたらどうでしょうか。

親の愛情が伝わり、良い関係になっていくのではないでしょうか。

【drop雑誌(令和6年10月号)・会津助産師の家 おひさま】より

今回のまとめ
  • 若い人の性感染症患者が増えています。
  • 性感染症とは、性行為、それに準ずる行為によって感染する病気のことです。
    (様々な病気があり、それぞれ症状や治療法が異なります。)
  • 性感染症の怖さとは!?
    • 知らない間に感染する
    • 症状がない(または軽い)から感染しても気づかない
    • 重症化する
    • 後遺症が多い
    • 自然には治らない
  • 予防法は性行為時のコンドーム着用ですが、100%完全に防げるわけではありません。
    パートナー(遊び人ではなく信用できる人かどうか)にも注意してください。
  • 身体に異常があったら、すぐに受診・検査をしましょう。(相談窓口は保健所や婦人科・皮膚科・泌尿器科などの医療機関)
    性感染症は早期発見・治療をすれば治る病気がほとんどです。
  • 本文に記した3点(囲み枠内)は、性感染症から子どもを守る上でとても大切な事項ですので、保護者の方からお子さんに伝えてあげてくださいね。

今後も「会津助産師の家 おひさま」のベテラン助産師が、子育てのコツ・アドバイスをお届けします♪