メイン画像

生理用品は月経(生理)のときに、経血(けいけつ)が下着につかないように手当てをするものです。
それぞれの特徴、長所・短所を知り、自分に合うものを選び、賢く過ごすことが大切です。

中高生の女の子に、どんなものを使用しているか聞いたところ、意外にどんなものがあるか知らないようです。

自分に合うものを選び使いこなしてください。

以下に簡単にまとめましたが、詳しいことは調べてみてください。
説明書が付いているものもあります。

  1. 紙ナプキン・・・経血量によって厚さやサイズが違う。2~3時間置きに取り換える。
  2. 布ナプキン・・・素材はシルクか綿。洗って何回も使える。
  3. タ ン ポ ン・・・長時間使用できるが、8時間以内に取り換える。取り忘れに注意。
  4. 月経カップ・・・繰り返し使うので、煮沸消毒や専用の薬剤で消毒が必要。
  5. 月経パンツ・・・使い捨てと繰り返し使えるタイプがある。洗濯機で洗える。
  6. ピ ー ス・・・ナプキンだけで濡れそうな時だけ併用。トイレに流せる。

周りの大人の女の人に、生理用品や心配に思っていることなどを聞いてみるのもいいと思います。
使い方を聞くことができるかもしれません。

性器の周りは、お風呂やシャワーで洗って清潔にするのも大切です。

【drop雑誌(令和7年2月号)・会津助産師の家 おひさま】より

今回のまとめ
  • 生理用品とは、生理(月経)のときに出る経血が下着につかないようにする当て物です。
  • 生理用品には、本文に掲載したもの(オレンジ枠内)がありますが、それぞれの特徴を知り、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
  • 現在使っている生理用品に違和感や不満がない場合は、あなたに合っているかも知れませんね。
    もし、モレや蒸れ・肌トラブルなどの心配や悩みがある場合は対策が必要です。
    • 身近にいる経験豊富な大人の女性に相談してみる
    • 生理用品を扱っているお店で相談してみる
    • インターネットなどで情報を集め調べてみる
  • 性器のまわりは、いつも清潔に保ちましょう。

今後も「会津助産師の家 おひさま」のベテラン助産師が、子育てのコツ・アドバイスをお届けします♪