中学生の男の子から「命の授業を受けたときに、困った問題が起こったら一人で悩まないで信頼できる大人に相談してもいいんだよという話を聞き、親には相談しにくい。信頼できる大人とはどういう人か?」という電話があった。
以前にも親から同じようなことを聞かれたことがあった。
そこで、中高生何人かに質問したところ意外にも真剣に考えてくれた。
そのことをまとめると、下記のような大人だった。
- 話をきちんと聞いて、それを受け止めてくれる人
- 自分を認めてくれて支えてくれる人
- 自分の考えを押し付けたり、否定的なことを言わない人
その他、自分の仕事をきちんとやっている人、自分の考えをしっかり持っている人、責任感のある人、約束を守る人、正直な人、優しい人、他人をほめることができる人など。
聞かれた子ども達は、”自分がどんな大人になりたいか”など考えてよい機会だったようだ。
親子で話し合ってもいいですね。
私は答えてくれた子ども達から感じたことは、「何か困ったことがあったら何でも話してね。」と伝えておくことの大切さ。
子どもと言い争うときは、お互いに素直に話し合うこと。そして、自分の子どもを信頼すること。
その他多くのことに気付き、反省しているところです。
※次回<相談される人はどう対応すればいいのか>について、お届けします。
【drop雑誌(令和7年6月号)・会津助産師の家 おひさま】より
- 子ども達が考える、信頼できる大人とはどんな人なのでしょうか?
- 中高生数人に聞いたところ、次のような人でした。
- 話をきちんと聞いて、それを受け止めてくれる人
- 自分を認めてくれて、支えてくれる人
- 自分の考えを押し付けたり、否定的なことを言わない人
- その他、自分の仕事をきちんとやっている責任感のある人や自分の考えを持っていて約束を守る人なども信頼できると感じているようです。
- 中高生達の回答を聞いて下記の大切さを感じ、多くの気付きと反省を得ました。
- 「何か困ったことがあったら何でも話してね」と伝えること
- 子どもと言い争うときは、お互いに素直に話し合うこと
- 自分の子どもを信頼すること
- あたなのお子さんに、”信頼できる大人ってどんな人”と問いかけてみてはどうでしょうか。案外、子どもから教わることがあるかもしれません。
今後も「会津助産師の家 おひさま」のベテラン助産師が、子育てのコツ・アドバイスをお届けします♪