
中学校の思春期講座の依頼があり、打ち合わせのときに講座担当の先生から「あるクラスの男の子が、女の子に《お前、今、月経中だろう。おっぱいでっかいな。お前太っただろう。むちむち~!》などエッチなことを言って冷やかし、クラスの笑いをとり得意げになっているようだ。とてもうるさい。このことに関して少し話をしてほしい」とのことでした。
教育の中で、プライベートゾーンについては、小さいときから繰り返し、しっかり伝える大切なことです。
思春期だからとか、まだ心が成長していないからとか、プライベートゾーンについてよく理解していないからと許されることではありません。
では、クラスの生徒はどうすればよいのでしょうか。いろいろ対応の仕方はあると思いますが...。
言われた女の子ははっきりと「やめて」と言うべきです。
そしてクラスの生徒は笑ったりしてはいけません。
それから、担任の先生に報告することです。
この男の子にはもし逆の立場だったら、どんな気持ちか、また聞いて嫌な気持ちになる人もいる、人前で言うことは人間として恥ずかしいことであるなど、話すことが大切です。
プライベートゾーンについて触れることは「暴力」と同じことだと言われています。
相手を深く傷つけるからです。ふざけて軽い気持ちで話すことではないです。
性被害者、加害者にならない為に、プライベートゾーンについて、もう一度考えてみてください。
社会の中できちんと生活のできる、そして思いやりのある大人になってください。
※プライベートゾーンの解説は、下記の記事をご覧になってください。
体には自分だけの大切な場所がある
【drop雑誌(令和7年11月号)・会津助産師の家 おひさま】より
- プライベートゾーンについて、子どもが小さいときから、繰り返し、しっかりと教えることが大切です。
- 子どもが被害にあったときの対応の仕方は、下記のようなものです。
- 被害者本人がはっきりと「やめて」と言う
- 加害者から逃げる
- 担任の先生や親などの大人に報告する
- クラスの誰かが被害にあっているのを見て、他の生徒は笑ったりしてはいけません
- 加害者の子どもに対しては、本人が心底から反省し納得できるまで、下記のことを何度も教え込むことが大切です。
- 逆の立場だったら、どんな気持ちか
- 見聞きしていて嫌な気持ちになる人もいる
- 人間として恥ずかしいことである
- 他人のプライベートゾーンに触れることは「暴力」と同じこと、つまり「性暴力」という非常に危険な行為です。
- 性被害者・性加害者にならない為にも、プライベートゾーンについて、もう一度考えてみましょう。
そして、お子さんにしっかりと教えてあげてくださいね。
今後も「会津助産師の家 おひさま」のベテラン助産師が、子育てのコツ・アドバイスをお届けします♪